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PRSギターに魅せられた男の物語

私がPRSギターと出会ったのは、2004年の暮れのことでした。ギター好きの友人に誘われて彼の持っている2本のPRSギターを弾いたことがきっかけです。それまでブランド名は知っていましたが、あまり興味のあるギターでもなく、単なるUSA製のギターのひとつとして認知していました。しかし、そのギターを手にしてアンプのボリュームを上げた時、PRSギターに対する概念が大きく変わったのです。甘くも切ないトーンと粘りのあるサステイン、そしてなめらかな弾き心地…。今まで見たことのない美しいメイプル・トップとグラマラスなフォルム、すべてが機能的でありながらすべてが芸術的とも思えるほど、高い完成度を持った素晴らしいギターであることが瞬時に分かりました。

その後すぐにでもPRSを手に入れたくなり、インターネットや音楽雑誌などで楽器情報を漁る毎日が始まりました。PRSにはレギュラー・ラインと“Private Stock”という特別なカスタム・モデルがあることを知ったのもその頃です。最初はレギュラー・ラインを買って弾きまくるか、それとも美しく気品のある“Private Stock”を宝物のように眺めて過ごすかを悩みましたが、私はあえて“Private Stockをライブで弾く”ことを選択しました。忘れもしない2004年12月7日、渋谷の楽器店で1本のPRS Private Stockを手に入れた瞬間から、私の“PRS Maniac”のストーリー第一章が幕を開けたのです…。

最初に手に入れたモデルは、“PRS Private stock #636 Singlecut Trem”。 さっそく12月のライブで使ってみました。今まで何十年もレスポールやストラトキャスター、ES-335など色々なギターを弾いてきましたが、これほど自分の思いのどおりにメロディを歌ってくれるギターに出会ったことがありませんでした。

…それから4年、私の“ギター探しの旅”は今も続いています。PRSギターを知れば知るほど、その完成度の高さ、成熟した仕様とデザインには、ただただ驚くばかりです。加速するギターへの思いは、元々凝り性の自分の性格と重なり合って、さらに大きく広がっていきました…。

私のPRS Maniac物語の始まりです。